「体験・友情」の“船”から“翼”へ重ねて19年間
第19回目を迎えました“青少年サハリン・北海道「体験・友情」の翼”はサハリン州で開催され北海道からは青少年と責任者の合わせて42名が派遣されました。
第18回目から海から空の旅に変更になり、北海道側からサハリンを訪問する「体験・友情」の翼の第一陣として出発し、ユジノサハリンスク空港到着時にはロシア伝統の歓迎セレモニーで盛大な出迎えを受け参加者は初めての異国文化に触れると共にロシア人のおもてなしに感動しました。
早速2日目は参加者が一番待ちわびている3泊4日のホームステイへ向かう為、対面式を行いましたが、そこではロシアのテレビ局等の取材を受け連日青少年団の様子が放送され、この事業に対するロシアの関心の高さを改めて実感しました。「人を愛し、歌を愛し、会話を好み、おもてなしに努める底抜けに明るいロシア人」のおおらかなホストファミリーと楽しいひと時を過ごし、見送りの際には涙を流して別れを惜しむ光景がありました。
ホームステイから戻った翌日はキャンプ場でサハリンの青少年約80名とお互いの出し物、歌や踊り、YOSAKOIソーランを一緒に演舞するなど楽しい交流が展開されました。
参加者が書いた感想文の一説にこの事業の成果が言葉で綴られていますのでご紹介します。「人種や言葉は関係なく話したいという気持ちがあれば相手に伝える事が出来るという事を知り、この経験から友達の輪を世界中に広げたいと思います」
ユジノサハリンスク空港にて歓迎セレモニー